猫にもなれば虎にもなる。

院生による本格分析(をめざす)ブログ。ねこちゃんにも寅くんにもなれるような柔軟な姿勢。

『猫丈記』~その六.「猫派は猫っぽいひとが好きなのか?」

 

 よく猫派と犬派はこんな感じで性格がちがうとかそんなネット上の記事を目にする。猫派/犬派という二分法が成立するのか?という疑問はさておき、占い感覚で見ると面白い。

 

 私はおそらく完全な猫派だと思う。ただし、友人によると「犬のような性格をしている」らしい。本当にそうなのか、それは自分ではわからないし、ここでそれをするのもただの自己分析と自分語りになりそうなのでやめておこう。

 

 では、猫派は猫が好きなのは当たり前として「猫のような性格」の人が好きかという単純な疑問が湧いたので、自分を被検体として考えてみようと思う。

 

 

 自分の友人を考える。正直、ルーズで気まぐれな人は苦手だ。嫌いではないし別に人によって違っていいともおもうが、私の場合はきちっとした人の方が付き合いやすい。でも、猫のきまぐれな対応にはきゅんとなる。さっきまで、つんつんしていた「まるくん」が(エサや遊ぶというはっきりした目的を持っていたとしても)甘い声を出して寄ってくると嬉しい。なんだよさっきまで…なんてみじんも考えない。矛盾している。

 

 では、内向的な人の方が好きか、それはそうだと思う。友達は、大事なひとが数人いて多くの人とはうまくやっていこうという割り切った人が好きだし、自分も同じような考え方である。要は平和主義の人が好きなのかも。猫も知らない人がきていきなりぶちぎれるなんてことはほとんどない。まるくん含め知っている限りでは。それは犬も吠える声が大きいだけでそんなことないのかな。うーん。

 

 最後にマイペースな人は好きか。たしかに自分を持っている人はかっこいいなと思う。孤高の人はカリスマ性があるし、単純にすごいなと思う。が、優柔不断な人も優しいし、謙虚な人はもはやあこがれる。

 

 

 非常にぼんやりした結末だが、結局人と猫は違うし、人もそれぞれ違うから、猫派は猫っぽいひとが好きとは限らない。みんな違ってみんないい。あ、これは金子みすゞか。なんだか、これ答えになってるのかな?まあこんなときがあってもいいか!