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【にわか二人がとりあえず✖✖について語るラジオ】キヨ徹底解剖【ブログコラボ第二弾】#3

《この記事には#1#2があります↓↓》

 

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4.キヨというキャラ―実写より

チョピまる:実況だけ見てもかなり多様で柔軟な「イメージ」性をもっていることがわかったのですが、つづいては、より実体的な情報の多い「実写」を加えて、多くの方に愛されるキヨさんの「キャラ」について考えましょうか!

 

ちゃんこ:そうですね!実況よりもさらに表情や動きが加わる「実写」におけるキヨというキャラクターについて、チョピまるさんはどのようにお考えでしょうか?

 

チョピまる:キヨさんといえば、「巻き込まれ」事件が多いですよね。「顔バレ」事件や「キヨって誰」事件など…「巻き込まれキング」なんて呼ばれています。でも、この「巻き込まれ」を引き寄せる“ひきの強さ”と、それに対する神対応(マイナスの出来事をプラスにまで押し上げてしまう力)が彼の人気の維持力につながっているような気がします。

 

ちゃんこ:「引きの強さ」からの「神対応」は彼の強みであり個性ですね。

 

チョピまる:顔バレの後も、最初はマスクをしていた時とは顔の印象が違うとかでバッシングというか…結構痛手を受けていたと思うんですけれども、人狼の際からでしょうか、「紅の豚*1で何度も笑いをとっています。例えば、「俺たち、何があってもリアクションしません!」では、わかっている流れなのに笑ってしまいました(笑)

 


ピンチ(痛手)をチャンス(実写動画の取りやすさ、笑い)に変換する動力はもはや「カリスマ」だと思うのですがどうでしょうか。

 

ちゃんこ:そうですね。その動力は「カリスマ」だと思います。というのも実写におけるキヨは「距離感」が上手なんですよね。チョピまるさんが仰っている「巻き込まれ」における「神対応」といったファンとの「距離感」。そして人狼や最俺の実写における人との「距離感」。この二つの「距離感」の取り方がとても絶妙です。

 

チョピまる:「距離感」はたしかに絶妙ですね。いい意味で主観的でいい意味で客観的に対応されているイメージがあります!

 

ちゃんこ:ここで一つの話を例にとってキヨの「距離感」の話をします。「巻き込まれ」におけるキヨの立ち位置では全身ラジオではレトルトが「

キヨ君がなにかやらかしたわけじゃないんだけど、よーく見てみると中心にお前がいることある

全身ラジオ~アカウント乗っ取られ問題~より引用

と述べています。

レトルトが述べている通り、キヨが実際に何かやったわけではないのです。例えば佐々木希が結婚するという報道に一部のファンが口々にキヨのことを話し、それを知らない人が「キヨって誰?」というなど、キヨ本人が全く知らないところで話題になってしますという現象がたまにありました。

 

チョピまる:そうそう。なにもやってないのに、理不尽にも対応を求められているんですよね…。

 

ちゃんこ:それはキヨが人気者であるという証拠ですが、一歩間違えると炎上にもなりかねません。佐々木希の結婚についてキヨは早い反応を示し、このようにツイートをしています。

 

のぞみーる結婚!?!?!?!?うわああああああやったああああああああああああ!!!!!祝福だあああああああ!!!!結婚しても佐々木希さんが一生一番好き!!!ほんとに心の底から嬉しい!!!もし本当だとしたらおめでたいなーーー!!!!大好きな人の幸せほど嬉しいもんはないぞ!!!

 

 このように、ファンの鏡としてふさわしい発言をする姿は人柄の良さが現れているのではないのでしょうか。おふざけ男というだけではなく、真面目なツイートにより、ファンとの「距離感」を上手に作り上げるということができるのは、彼が持つカリスマ性なのかな、と考えますね。

 

チョピまる:こういう時の対応が非常に誠実で配慮がこまやかなんですよね。この“ギャップ”にやられてしまう人も多いのではないかとおもいます。また、ファンとしてのロールモデルと「距離感」を自ら体現しているので、“キヨのファン”もちゃんと「距離感」をもって応援しようという気になれそうな気がします。

 

ちゃんこ:おっしゃる通り、キヨがキヨらしいキャラでいるからこそ、ファンとしても「距離感」をもとう、という気持ちになれますね。

 

チョピまる:また、この「距離感」のちょうどよさって彼自身の「オタク度」にもかかわっているような気がします。たとえば、キヨといえば乃木坂46のファンでもおなじみですけど、Tシャツを着たりとか、いきなり深川麻衣さんからビデオメッセージをもらったり、


VRで一緒にホラーを楽しんだりとか、


なんというか、ガラス一枚隔てたような「きれいなオタク」感があるきがします。そこが非常にほほえましいのですが…。

 

ちゃんこ:自らのオタクとしての模範になっているような感じがありますよね。私も一オタクとして見習いたい、と思います。

 

チョピまる:ただし、キヨの好きなものといえば、「佐々木希さん」「乃木坂46」「サッカー」と割とメジャーどころなんですよね。いわゆる、ネットの世界の人独特の内輪のネタ共有だけではなくて、テレビを中心としたメジャーどころの話題を多めに入れてくるんですよ。だからか、実写もニッチな方向だけじゃなくて割と「わかりやすい」メジャーな発想から出てきてるような気がします。ポケモンGO動画とかは、まさに流行りものを取り入れた例でしたよね。ただ、もちろん普通にやろうという風にならないのがキヨですが…。

 

人間版ポケモンGOポケモンマスターになる!【Pokémon GO】


 

ちゃんこ:そのわかりやすさが新たなファンの獲得につながっていますね。

 

チョピまる:ながくなってしまったんですけど、ギュっとするとキヨはちょうどいいオタクで、丁度いいミーハーなんだなと思うんですけれども…。

 

ちゃんこ:そうなんですよね。キヨのいいところはその丁度よさなんですよね。だからこそどの層にも面白いと思えるし、数多くの登録者がいる。数には理由があるのだと改めて考えさせられます。

 更に掘り下げると、そのオタクっぽさは流行に依存しないところだと思います。例えば一時期はやったUSJ百味ビーンズの実写など、「今これやる?」という内容の企画をやったりします。(こーすけの持ち込み企画ですが…w)


 また、多方面によらず、キヨには「佐々木希(女優)」、「サッカー」、「乃木坂」、「ドラマ」など、「キヨはこれが好き」「キヨはこれについてあまり知らない(又は知らなさそう)」といった「好きの柱」がはっきりとしていますよね。

 しかもそのことについてあまり深く話さず、たまに話すという絶妙な「タイミング」が彼の中にあるので、「丁度いいミーハー」ということに繋がるのかな、と思います。これは1.キヨとゲーム実況《個人》でチョピまるさんが仰っていた「リズム感とテンポの良さ」に通じるものがありますね。

 

チョピまる:本当にキヨはリズム感がいいんですよ!!

 

ちゃんこ:また、その「丁度いいオタク、丁度いいミーハー」な部分はただ何となくではなく、しっかりと知っているところが皆様からの支持を得ることができる部分だと思います。

 例えば、新垣結衣が出演しているチキンラーメンのCMを真似している動画


 これは、最初の20秒はほぼ完全再現していますが、感想の部分はキヨらしさ全開です。このように、キヨのいいところは「好きなもの、楽しいことに全力でオリジナリティを反映させる」というところなんです。ここから「キヨのオタク性」は「丁度いいオタクで、丁度いいミーハー」という定義がなされるのかな、と思います。

このほかにもキヨの魅力として挙げれるものは何かございますか?

 

【次回…キヨドラキュラ説、キヨとあの大物ユーチューバーとの関連へとつづく】

*1:注:キヨはサングラスをかけるとなぜか紅の豚のようになってしまうのだ