猫にもなれば虎にもなる。

院生による本格分析(をめざす)ブログ。ねこちゃんにも寅くんにもなれるような柔軟な姿勢。

【にわか二人がとりあえず××について語るラジオ】ゼロからを見てみた企画[第一弾]SixTONESのYouTube【第十一弾】#前編

チョピまる:こんにちわー。今日もよろしくお願いs…

……って!今回の背景なんですか!?これ!?!?!?

ちゃんこ:え?前回第十回を無事に投稿したので、これを機にまたゼロから頑張ろうという気持ちでひよこ背景にしたんですよー

チョピまる:だから私にヒヨコのイラストを描かせたんですね!てっきり赤ちゃんぷr…ってこれは色々リンクするからやめておこう…

ちゃんこ:ん?何の話をしてるんですかねぇ…ニヤニヤ*1

チョピまる:ああもう…ということで今回は、にわとりラジオ新企画!「ゼロから見てみた企画」です!栄えある第一弾は最近若い方の間で人気上昇中のジャニーズグループ「SixTONES」について、YouTubeの動画を中心にその魅力を知っていこうと思います!

 

ちゃんこ:では、どーぞ!

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 チョピまるとちゃんこによるブログコラボ企画の第十一弾です。

 今回は新企画!ゼロからを見てみた企画を二人でやっていきます!この企画のコンセプトですが、キリ番を迎えた今だからこそスタート地点を思い出すため、にわとりコンビが知らない世界をのぞいてみよう」というのを目指しています!

 今回はその栄えある第一弾として、ジャニーズジュニア時代から活躍しているSixTONESというグループのYouTubeをみてその魅力から我々の知見を深めていこうと思います!

 

《前回コラボはこちら↓》

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

f:id:caaatteey-0815:20200819181719j:plain

ちゃんこ(id:chanko_bamboo: はい。こんにちは。ちゃんこです。今回は私のジャンルには無かったジャニーズということでかなりドキドキしています!

 

チョピまる (id:caaatteey-0815):よいしょっと。チョピまるです。そうですね!ゼロから企画もジャニーズさんについて語るのもコラボでははじめてなので、緊張しています*2!でも挑戦していきますのでよろしくお願いします!!

 

 

 

0.SixTONESとは??

 2015年結成、2020年1月22日にCDデビューしたジャニーズ事務所所属のグループ。メンバーは、高地優吾(リーダー)、京本大我、田中樹、松村北斗ジェシー森本慎太郎。デビュー曲はX JAPANYOSHIKIが手掛けた『Imitation Rain』であり、Snow manとの同時デビューとともに話題となった。

 YouTube内の活動は、2018年より『ジャニーズJr.チャンネル』で金曜日を担当したことがはじまり。同年には、『YouTube アーティストプロモ』に抜擢され、滝沢秀明プロデュースの『JAPONICA STYLE』のミュージックビデオの発表、『YouTube FanFest Music』にも出演したことは話題となった。2019年にCDデビューが発表されたことに伴い、『ジャニーズJr.チャンネル』を卒業、現在は単独のアーティストチャンネルにて、企画、ダンスプラクティス動画、PVなど多岐にわたった動画を公開している。

 

 

1.初見が推すSixTONESの面白かった動画

ちゃんこ:さて、我々にわとりコンビが各々に、SixTONESYouTubeチャンネルを中心に動画を見て知見をある程度深めてきましたが…。MV以外にもYouTubeらしい企画動画やダンスの練習風景の動画などがございましたね!

 

チョピまる:そうですね。この企画のためにいままでのYouTubeでの動画はほぼすべて目を通させていただきました!ジャニーズ所属のアイドルの方が、YouTuberのような企画をしていることの新鮮さがすごかったです。

 

ちゃんこ:ほぼ全て…!流石です!!

ということで、まずはお互いのざっくりとした感想で共有していきましょう!

まず、ちゃんこ個人的に面白いと感じたのは、SixTONES - Shizuoka Travel Vol.2」

が動画の構成のテンポ感が良く、メンバーのそれぞれの個性やセンスが伝わりやすい動画だと思いました。後半の1000円自動販売機の開封シーンがメンバー1人1人による開封だったのでメンバーの立ち位置や雰囲気、初見にもわかりやすく、楽しめる内容でした!

 

チョピまる:ちゃんこさんの推薦動画おもしろかったですね!その動画のVol.1の挨拶からして面白かったですし、関係性がわかってくるような動画の入りだなと思いました。いつも、一歩引いていてクールにみえる松村北斗くんが静岡に関わる安っぽそうな仮装をしているのに、それをほとんどいじられないという流れで笑ってしまいました!

 

ちゃんこ:そうなんですよ!Vol.1の印象が強すぎて、正直どっちを引き合いに出そうか迷ったくらいです(笑)

 

チョピまる:そのなかで、チョピまるが、面白いなと感じたものを、彼らがまだジュニアチャンネルにいたころの動画から二つほど紹介したいと思います。一つ目は、SixTONES【KYゲーム】空気が読めないのは誰だ!」。非常に低予算で、単純なゲームの中でも彼らの発想の個性が溢れているなとおもいました。ジェシーくんの活躍回でもあったと思います。また、友人同士でちょっとためしてみたいなと視聴者側におもわせてくれるゲームだとも思います。高校生とか、教室でできそうだなって…。

 

ちゃんこ:確かに!ジェシーくんが光る動画でしたよね!私もこのゲーム、誰かと一緒にやりたくなりました!そういう、学生にもやりたくなるゲームって昔、「伊藤家の食卓」などにもありましたが、今は意外となかったりしますね…!そういう意味ではすごくいい動画でした!

 

チョピまる:もうひとつは、SixTONES しゃべりません。【無音動画】に挑戦!」ですね。撮影風景もおもしろかったですが、完成したものをみたときに普段ステージに立っている彼らのクリエイター的気質が見えた動画だったとおもいます。

 

ちゃんこ:この動画もなかなかいい動画でしたね…。動画というのは音声ありきだし、何よりも声ってそのキャラクター性をよく表すものですが、それを完全に逆手に取っていますよね…!それでも面白さや見ごたえがあるのは彼らに華があるし、シチュエーションの企画力があるからですよね…!

 

チョピまる:無言動画だからこそ、海外の人へも向けられるのではないかという可能性も感じた動画ですよね!笑

 

ちゃんこ:確かに!そういうのも意識して作るのはさすがジャニーズですね!

私がこのほかに面白かった動画を二つ上げますと…。

まずはSixTONES - Imitation Rain「カラオケで歌ってみた!!」

初っ端の松村君くんの「言えよ!」というボケの癖の強さがツボにハマりまして…(笑)

 そして、企画説明の時の、京本くんからジェシーくんへのボケが上手く渡らないという面白さ、そしてそのボケをあえて拾って膨らませる森本君というボケラッシュ。これがつかみとして一気にSixTONESワールドに引き込まれました。

 何よりもよかったのはメインのカラオケシーンですね…!ボケ過ぎて戻ってこられない田中くん、生歌なのにめちゃくちゃハイトーンがキレイに決まっている京本くん…。カラオケ風景一つとってもこんなに濃いのはやはりジャニーズだな、と思わされました。

 

チョピまる:ジャニーズの方=スターのイメージが強かったので、カラオケに自分の曲が入っていて喜んでいる姿も新鮮でした(ああ、おんなじ人間なんだなと…。こういう姿がみえる媒体としてYouTubeは最適だなと再認しました)。あの動画は、森本くんが、松村くんのものまねをしているシーンが面白くて、テレビであの曲を歌っているのをみたとき、おもわず思い出してしまったくらいで…。

 

ちゃんこ:そして、SixTONES -Write a story- リレー形式で小説書きあげてみた」

これはYouTubeらしいけど今までになかった動画だと思います。普段の話術を生かした動画で、誰がどう凄かったというより、六人それぞれがこの企画でそれぞれの表現力を高めあっているな、と思い、学校の国語の授業などでこういう活動したら語彙力も高められるし、生徒同士のコミュニケーション能力の向上にもなるしで、とても面白そうだな、と思いました!

 

チョピまる:確かに!順番の妙もあってゲーム性も高かった気がします。すぐどこかの方角に行ってしまう田中くんの発想もおもしろかったですね。

 あと…おもしろい試みだと思ったのは、SixTONES - NEW WORLD -自撮りワンカットMV」ですね。ありそうでなかった取り組みで、このパターンでほかの曲のものも見てみたくなりました。自分たちで作ったという“立派すぎない感じ”が、いわゆる「エモい」感じもありましたし、おそらくファンの人はめちゃくちゃうれしいんじゃないかな…と。

 

ちゃんこ:確かに!この動画は普通のMV動画とは違って、YouTubeらしさとジャニーズらしさの融合というか…とにかくチョピまるさんが仰る「エモい」雰囲気が終始漂っていましたよね!曲に愛着があるからこそ、活動にまっすぐ向き合っているからこそできる動画だと思いました!そういうアーティスト視点からの動画ですと…SixTONES - Telephone(Dance Practice)」

 この動画は練習風景の通しを流した動画ですが、メイキング映像はあってもこういう練習風景ってなかなか見られないですよね。こういうのもYouTubeだからこそできるというか、「コンテンツを選んで視聴することができる媒体」だからこそ、こういう裏側もしっかりと情報発信できるんだな、と思いました。また、この動画のダンスもカッコいいんですけど、ちゃんこ個人的には練習動画だからこそ、靴の音がエモエモでしびれましたね…!

 

チョピまる:その感覚非常にわかる気がします。しかも定点でみられますから、ああこうやっておどっているんだなってわかりますよね。SixTONES【ダンス動画】JAPONICA STYLE (dance ver.)」もいわゆるダンスプラクティス動画ですよね!これは、ジュニア時代らしいのですが、もうすでにハイレベルで驚きました。音のとり方とか、オシャレだし、全員なんとなくダンスに余裕を感じるというか…。

 

 

2.メンバーのここが面白い!!!

ちゃんこ:さて、ここまでYouTubeの動画を中心にSixTONES全体を感想を話してきましたが、個別にみていきましょうか。まずはリーダーの高地優吾くんからですね。

 

チョピまる高地優吾くんですね。グループのなかではおとなしく見えますが、グループには絶対に不可欠なバランサーだと思いました。例えば、メンバーのなかで比較的ほかのメンバーに優しくされがちな京本くんに、強めに直球でものをいうところとかは、彼のバランス感覚のよさが出ているところだなと思いました。「SixTONES【ドライブ旅】奥多摩編BBQ & サプライズ!」では、チーズの上にプリンという非常に奇怪な食べ物を作った京本君に対して、田中くんは「食べれる」といいましたが、高地くんは「まんず!」とストレートに言ってましたよね笑*3

 一方、森本くんやジェシーくんがふざけているときには、いつもニコニコ彼らがのびのびできるようにしている印象があります。周りをしっかりみていて、役割の空白をつくらないようにしているまさにバランサーだと思います。見ている側にも安定感を与えてくれる存在でもあるかな…と。ちゃんこさんは、どう思われますか?

 

ちゃんこ:そうですね!まさに私が言いたかったことを言ってくださってありがとうございますという感じです(笑)

 確かに、高地くんって彼が持っている「周りを見渡す観察眼」がリーダーたる所以だな、と動画からうかがえますよね。それはやっぱり、グループ内で最年長だから、というのがあると思います。

 あと…私は、ジャニーズにあまり詳しくなく、イメージ論になってしまいますが、ジャニーズのリーダーって中居くんや、大野くんからうかがうに、「かわいらしさ」や「面白さ」が合わさって、かつ周りの空気を作り上げる「バランサー」というイメージではありますが、高地くんはそんなジャニーズのリーダーのイメージにプラスして「縁の下の力持ち感」を強く出したな、というイメージを作り上げたな…なんてちょっと攻めた個人の意見を挟んでおきます…(笑)

 

チョピまる:私もあまり詳しくはないのですが、確かに中居くん、大野くんにより「縁の下の力持ち感」を出しているかもしれません。目立たないときは、あえてそうしているし、いじられたときは全力で反応して口が悪くなったりするし(縄持つとSになるネタとか*4)、悪ノリをするときもあるし*5…。“明確なスタンスをとらないこと”で、「バランサー」となれる方なんだと思います。同じくらいの年代でリーダーをしているKing&Princeの岸くんとのことを考えてもよりバランサーに徹しているのかなと思います。そのために、「縁の下の力持ち感」が強くなるのかもしれません。

 

ちゃんこ:確かに、そういうことを考えるとリーダーって重要ですよね…。

さて、ここからは年齢順に語りましょう!(同い年は五十音順に語っていきます)次は、京本大我くんですね。お父さんがなんとあの京本政樹さん、ということで目鼻立ちがスッとしていて、非常に魅力的なルックスでちゃんこ的には非常に印象的で、顔と名前を一番に覚えることができた方です(笑)

さて、そんな京本大我くんですが、どのような方だと思いますか?

 

チョピまる:うーん、そうですね…。この方は、有名俳優の息子さんという自らの出自も含めて、色眼鏡でみられがちだったんだろうなというのは、想像に難くないですが、だからこそ「自然体でいること」が魅力的なんだと思います。先述のように料理が苦手だったり、地図が上手に見れなかったり(「SixTONES【ランニングアート】走った軌跡でアートを描く !」*6)、錠剤を飲めないことをばらされたり(「SixTONES【ラジオ企画】「すとーんずのらじお」~いない人について本音語る~」*7)。「ああお坊ちゃまだなぁ」という側面がある一方、「SixTONES【表紙撮影の裏側】レモンを持つどころかレモンになっちゃった!?」では「父親のこともあるんで、人の何倍も努力しなきゃ」という思いも吐露していました。実際、パフォーマンスの時の歌・ダンスは非常に秀でていますし、すごく努力してきたんだろうなと思います。

 「お坊ちゃま」は隠さず、でも人一倍努力して周りから認められるようにするというのは、彼の境遇のプラスとマイナス両方を「自然体」で受け止めている証左なんだなとおもいました。“自分ではないほかの人になろうとするのではなく、自分でいること”。簡単そうに見えますが、なかなか難しいですよね。「自然体」だからこそ、目を惹く人というのが、YouTubeでみた京本くんの印象ですね。

 ちゃんこさんはどう思われますか?

 

ちゃんこ:そうですね…。動画でもこの

SixTONES 1対1のサシトーク【不仲の噂】京本大我×松村北斗 本当に仲が悪いのか検証してみた」

の中で、ギターの話題から、音楽に対するストイックさと「お坊ちゃま」な自然体さというのも感じていました。

それを踏まえて、ちゃんこ個人的には、そういった「ストイックさ」や「自然体」な姿を、普段のシュールでおしゃれなボケや、ほかの人のボケにうまく乗るということで物凄くいい感じで「自然に」魅せていると感じました。

例えば、「SixTONES -Imaginative story- 「ジャニーズキャストで妄想ドラマ」」

の序盤とか、高地くんの会話を膨らませるボケを入れたり、田中君のボケを誰よりも先に拾って広げたりなどが印象的でした。

 そういう、普段の会話からも「どうしたら広がるのか、どうしたらもっと面白くなるのか」(図ってか図らずかはそっちにおいて…)といういい意味でのハングリーさみたいなものを感じられました。そういうところも、「きょも」と呼ばれたり、「坊ちゃん」と呼ばれたりなど、(リーダーのぞいて)年長であるのにも関わらず、親しまれる存在となっている要因だと思います。

 

チョピまる:たしかに、不仲説の動画では、年上の京本くんのほうが終始敬語だったのが、印象的でしたね。そういう上下関係を度外視した(あるいは寛容な)「自然体な感じ」が親しみを持たせるんでしょうね!

 

ちゃんこ:さて、続きましては田中樹くんですね。

彼は動画において、司会役を務めていますが、まさにピッタリな役割だと感じました。周りを見つつ、それを広げたり、まとめたりしている彼の姿は、まさにMCにピッタリだと思いましたが、チョピまるさんはいかがでしょうか?

 

チョピまる:そうですね!!もう、頼れるMCという印象です。ドライブ系の企画では運転を担当しているみたいに、彼が動画をどう進行するか(動かすのか)のカギになってますよね。特に企画の説明をするときやルール説明の仕方は随一です。ちゃんと見ている側の人が、なぜこの企画をやるのか、どんなルールなのか理解できるように説明していますし、頭の回転が速いなと思います。ラップ担当というところと関係しているんでしょうか…(韻を踏むことや、高速で言葉を載せていくのも頭の回転が速いことが必要ですよね)。

 特にこの辺りのことがよくわかるのは、彼らの初期の動画である「SixTONESは本当に仲が良いのか?以心伝心ゲームで検証!」です。

動画の入りで、なぜこの企画をやるのか端的に説明していますし、「SixTONESのなかで末っ子はだれか?」という質問の回答に対する松村くんへのツッコミや、「SixTONESのなかで一番頭がいい人」という質問に対するジェシーくんへのツッコミも速くて共感できるものを端的に選択していました。こういうMCがいると周りのメンバーは自由にぼけれることができるだろうなとおもいますね

 

ちゃんこ:確かに…!!ラッパーって結構頭の回転が速い人が多く、また、非常にコミュニケーション能力に長けている人も多いんですよ!そういうのも大きく関係していますね!周りのボケをうまく拾って場の空気をまとめ上げる田中くんもすごいと思いますが、私個人的には頻度が多い台本晒しなどのボケが好きで…(笑)この動画なんか

SixTONES-"NAVIGATOR" MV preview-「MV初鑑賞会」

https://youtu.be/pJB8LvYYGN0

初っ端の挨拶から台本を「見てこれ台h…」って言っていたりとか、本当に自分のボケの面白さを理解しているし、高地くんのボケ潰しも機転というか、お笑いの典型的な落ちを完全に捉えて且つ、瞬時にボケを入れているところがいいですよね…!

まさにそういうツッコミもボケもできるというのはMCとしてSixTONESという六人をまとめている大きな存在だな、と思いました。

 

チョピまる:たしかに!躊躇なくぼけてくる自由さもありますよね笑。 リモートの時とかも京本君のストレッチを見て、「すごーい!」といじっていた田中くんはもはやかわいらしい「ガキ大将」でしたもん*8。MCという役割がはっきりしているからこそ、逸脱もしやすいのかもしれないですね!

 

【次回…後編では個人論の後半とYouTube×アイドルについて書いていきます】

 

*1:ちゃんこの部屋ヘビーユーザーにしかわからない情報。気になる人は過去動画などをチェケラ!

*2:個人ブログではKing&Princeについてすこし書いたことがあります。

*3:

*4:

*5:

*6:

*7:

*8: