【にわか二人がとりあえず××について語るラジオ】徹底討論 牛沢【第五弾】#後編
この記事には前編があります!できれば、そちらを見てからご覧ください。
《前編↓↓》
3.牛沢とTOP4
チョピまる:TOP4での牛沢さんについて、ちゃんこさんの見方はどうでしょう?
ちゃんこ:TOP4における牛沢さんの立ち位置は「悪ノリ小学生」です(笑)
有名どころでいうとTOP4の「13日の金曜日 Friday the 13th: The Game」実況のキヨさんとのボイチャ芸ですね。
これはもうお家芸となっていまして、LEVEL3のリアルイベントでもすぐそこにお互いの姿が見えているのにも関わらずやっていたくらいです(笑)
このお家芸は最初のブログコラボ*1でチョピまるさんが仰っていた「偉大なるマンネリ」のバランスを作り上げた一つだと思います。
これはひとえに牛沢さんの持ち味であるノリの良さとテンポの速さが功を奏したものですね。また、このノリの良さは湯豆腐でも個人実況でも見ることができない「うしざぁ」のキャラクター性なのではないでしょうか。
チョピまる:「悪ノリ小学生」ですか…!ちょっと意外でした。私の中では、「悪ノリ小学生」(=キヨ)に付き合っている親戚の「悪ノリ高校生」っていうイメージがあるんですよね!例えば、ボイチャ芸についてもsuperman(スーパーマン)からの仕掛けられることが多く、大抵「hello」と問いかけられたあとに、ushizawaの返しが多様で笑いにつながっています笑。無視しないで付き合ってあげている感じが、ちょっと年上感があり、斜め上の返しも多いので、キヨが「悪ノリ小学生」だとすれば、「悪ノリ高校生」感があります。
毎回、同じような展開なのにちょっとずつ牛沢さんが律義に対応するので、「偉大なるマンネリ」ができたというのは納得ですね!YouTubeには、ボイチャ集まで上げられています!
そして、この悪ノリにノリノリで付き合っている感じがほかではみられない「うしざぁ」のキャラクター性なのかなとおもっています。
ちゃんこ:あー!そうですね!確かに、小学生というより「高校生」っぽさがありますね!悪乗りはしているけど「年上感」が強いですよね。私が言いたかったことがここにきてまとまりました!
チョピまる:また、TOP4での牛沢さんはボケとツッコミのスイッチャーとしての活躍が思い出されます。例えば、「【4人実況】マリオのバレーボールがぶっ飛びすぎてて面白い」という動画では、最初にポインターが異様に震えているキヨに対して、「お前手の震えすごいな」「クスリ切れてんじゃん」というボケ/ツッコミのミックスのような秀逸な指摘をしています笑。
ちゃんこ:スイッチャーというのはわかりますね。キヨのボケをうまく膨らませてツッコミとミックスさせている感じはすごく「牛沢イズム」ですよね。
そういうボケとツッコミの二刀流の感じはまさに「牛沢イズム」が満載なんですけど、それがよく出ているのが最近ですと『【4人実況】孫が本気で祖母の命を狙うイカれたゲーム マルチプレイ編【Granny Simulator】』ですね。
チョピまる:あっ、あのいい意味で不謹慎なゲームですよね笑。
ちゃんこ:このゲームはなかなか「うしざぁ」としての「悪乗り高校生」というボケと「スイッチャー」としてのボケとツッコミをうまくミックスした「二刀流の牛沢」を生かしていて、牛沢さんらしさ満載のゲーム実況ですね。
チョピまる:たしかに…。ボケが過ぎるとレトルトさんの方がツッコミ役になるということで、牛沢さんとレトルトさんがボケ/ツッコミのスイッチングを共に行っているのをよく見るのも面白いです。『Human: Fall Flat』ではその傾向が顕著な気がします。
ちゃんこ:『Human: Fall Flat』はなかなか四人の役割を全うしているバランスの良いゲーム実況シリーズですよね。私も同じように思います。
さて、牛沢さんといえばこのほかにもゲームに対してテーマを一つ持っていて、TOP4において彼らしい「テーマ選び」をしていたりしています。
例えば、GTAオンライン実況。ちゃんこ個人的にはこの実況が「牛沢イズム」しているな、と思います(笑)
ファッション対決!4人で「強い男」になろう【GTAオンライン】
GTAというとクエストを自由にこなしてくという印象ですが、TOP4ではこの自由というところに焦点を当てて自分たちでハチャメチャやっています。その中でも牛沢さんの持ち込み企画はその「牛沢イズム」を全面に出していてシュールなテーマを持ち出し、彼らしく面白くGTAをプレイしている様子が見られます。
チョピまる:ガッチさんによるとGTAは牛沢さんのこだわりで、延命したコンテンツだったみたいですもんね。たとえば、一人でできる『心理ゲーム』をそれぞれさせたりとか、それじたいシュールですもんね。あと、表情が変わらない外国人のゲーム好きですよね…例えば、「【4人実況】即死トラップだらけの施設から脱出を試みる男たち【HALF DEAD2】」とか…。
ちゃんこ:そういうゲーム選びがなかなか「牛沢イズム」であったり、彼の世界観であったりしていますよね!
その牛沢さんが持つ「こだわり」というは、ゲーム選びだけではなく、キャラクリにもあって、いつも「かっこいいおじいちゃん」を選んだり
ピンクポリスばかりを使ったり
キャラクター一つとっても一目見ただけで「あ。うっしーだ」というのが伝わってきますよね。これは彼の「こだわり」であったり、キャラクター性であったり…。彼の「シュールさ」や「うしざぁ」らしさを出していますよね。
4.牛沢というキャラ(実写動画より)
ちゃんこ:さて…。自分をブレさせない軸を持った牛沢さんの魅力というのが個人や湯豆腐、TOP4に中に見出せましたが、このほかにも実写動画の中にもありますよね!
チョピまる:そうですね…古いところでいうと、ニコニコ動画時代の「人狼」のイメージがあります。あのときのうっしーはキレモノ感がすごくて、追い詰められたところからの奮闘もすごく、「負けず嫌いな賢者」のイメージでした。
ちゃんこ:そうですね。ビジュアル的にもキレモノっぽさが出ていますもんね!
チョピまる:YouTubeに来てからは、もう少し柔らかいイメージがあります。たとえば、TOP4での実写「初ドッキリ! 第一回『 バレずに他のことをする王 』選手権!!」では、がっちさんにばれないようにそれぞれの課題をこなすのですが、うっしーは違うおもちゃを組み立てるというかなり地味でむずかしいものだったので、途中で目立とうと眼鏡をはずすというボケのような行為に出て、がっちさんに「ちょっと待って佐々木さん誰それ?」ってつっこまれるシーンがあるんですが、だれよりもユーチューバー的なアクションを牛沢節(眼鏡をはずすという斜め上のぼけ)でやっていておもしろいな…と思いました笑。
ちゃんこ:その機転の速さが「牛沢節」ですよね。実写動画ならではの牛沢さんだと私も思いました!
チョピまる:また、「【Nintendo Switch開封】公式ストアで色をカスタムしたら裏目に出た…」っていう動画では、いつものユーチューバー的企画×牛沢節(毒舌ツッコミ)が見られて面白いです。本体よりおまけがでかいとか、ゲームパッドにエガちゃんが付いてるのをみせたりとか…。淡々と進むけど、結構ツッコミどころあって面白いんですよね笑。
ちゃんこ:一人での実写の面白さは「牛沢イズム」がますます光りますよね。YouTubeならではの視覚情報というか、ニコニコ動画とは違ってコメントが流れないからこそ余計にその「牛沢節」が全面に出ていますよね。
そのユーチューバー的企画から派生というか膨らませていただきますが、こちらの動画「銀の再生ボタンをもらった」
なんてまさにユーチューバーな企画ですよね。ここで個性が光るといっても過言ではないのですがここでも「牛沢イズム」というか「牛沢節」が光っているんですよね。
梱包している箱を「ちょっと小汚い」とディスったり、緩衝材を強調したり、たった五分なのに「牛沢さんってこんな人」というのがわかる動画なんですよね。これを語るのに見直しているんですけどこっちまでちょっと気恥ずかしくなるというか、なんかニヤッとしてしまうんですよね。そういうところも牛沢さんの魅力なのかな、とも思ったりします(笑)
チョピまる:ユーチューバー的企画をすればするほど、「ゲスい」と呼ばれていた牛沢節が出てくるのはおもしろいです。
ちゃんこ:また、ちゃんこ個人的にというか、ブロガーというクリエイティブな活動をしている目線から見て以下の二つの動画が物凄く好きでして…。
2018年もありがとうございました的な動画
2019年もありがとうございました的な動画
牛沢さんの一年間を振り返る系の動画が他の実況者に比べてシンプルなんですが、そのシンプルさがまたより「牛沢イズム」、「牛沢節」を作り上げていると同時にシンプルだからこそ「実況者として頑張っていくぞ」みたいなクリエイターの中にある「ハングリー」な一面が見ることができるんですよね。そのストイックさというか、こつこつと積み上げる感じが私的には「負けてられねえな」という気持ちにさせられるんですよね。(かなりおこがましいですが)普段の実況からは決して見ることはできない彼なりの「目標」や「決心」というのが見られるのが実写のいいところですよね。
チョピまる:ゲーム実況への「ハングリー精神」を牛沢さんは定期的に発信されてますよね。例えば、実写ではありませんが「【老害】ゲーム実況について語る4人のゲーム実況者」という動画では、トップ4、あるいは牛沢さんがゲーム実況についていかにハングリーに向き合ってきたかが面白おかしくではありますが、すごく伝わってきます。「早起きして動画を更新していた」話とか、(牛沢さん曰く)「今考えるとすげえださい」ストイックな努力の積み重ねをするがむしゃらな姿勢は、ブログを作成することだけではなく、人生においてももっと頑張ろうとおもえます。
ちゃんこ:ストイックさは本当に私も元気をもらえます。わかります…!
さて、実況では「喧嘩番長シリーズ」や「龍が如くシリーズ」など男気を魅せる実況をしている牛沢さんですが、先ほどチョピまるさんから出ましたように優しさや柔らかさが出ている「動物系」の実写動画がございますよね。
チョピまる:そうなんですよ…。短くも愛情が伝わってくるこむぎくんやひなたくんの動画ですよね!あれ、大好きなんですよ、私。
デグーにビンのフタの開け方を教えてみた
【チンチラ】新しい家族を紹介するよ
いつもは、男気や毒舌で我々を笑わせてくれる牛沢さんが、小動物に甘々デレデレな姿は、どうしても「ギャップ萌え」してしまいますね笑。しかも、ここでも無理せず自然と動物を愛しているんだな…とわかる感じなんですよね。とっさの動きとかしぐさとか、動物たちの懐き具合とか…動物好きな私としては非常に敏感に感じてしまいます。強気者には厳しく、弱き者には優しいという観点から見れば、「男気」「毒舌」という牛沢節にも矛盾なくつながっているんだと思います。
ちゃんこ:私も牛沢さんがたまに投稿する動物系の動画が大好きなんですよね。その「ギャップ萌え」っていわゆる「ヤンキーが捨て猫の世話をしている瞬間を目撃するときゅんとする現象」そのものなんじゃないかな、と思いますね。その「ギャップ」はいつもの「牛沢節」に繋がるものだと私も思います。たまに見せるからこそより際立って見えますよね。
例えばこの動画では
回し車一つとっても足が引っ掛からないように、おやつも体にいいものを、という感じで動物に対して「飼っている」のではなく「共に暮らしている」という感覚でひなた君に接しているのがうかがえる、というところも「男気」あふれる優しさですよね。
初手「草食ってます」というのもなかなか「牛沢節」がきいていて思わず口角が上がるのが彼の動画だな、と思わされますよね。
このために牛沢さんの動物動画を見直していて思ったのですが、何気にゲーム実況者で動物ネタというのも珍しいですよね。そういうのも牛沢さんが人気の理由でもあるのかな、と思いました。
5.まとめ -牛沢という存在-
ちゃんこ:ここまで語ってきましたが、牛沢さんというゲーム実況者は他のゲーム実況者とはまた違った個性あふれる実況者だということが見えてきたと思いますが、チョピまるさんはどうお考えでしょうか?
チョピまる:牛沢さんって、いつも自然体で(人を傷つけない程度の)「毒舌」をピリリと織り交ぜているんですが、その実況スタイルに彼の声質である「低音」が合わさって、「牛沢節」になっているんだなと改めて感じました。「毒舌」×「低音」=「牛沢節」。この個性が強いので、複数実況でも無個性になることなく、しゃかりきにならずとも埋もれることないんだなと思いました。姿の見えないゲーム実況という分野と非常に親和性が高い方なんだなと改めて思いました!
とはいえ、たまの実写でもイメージに沿ったり、いい意味で裏切ったり、ずるいっすね笑。ちゃんこさんはどう思われましたか?
ちゃんこ:そうですね…。こうして振り返ると、牛沢さんってほかの実況者さんと違って動画も文体も声もすべて「牛沢」という実況者なんだよな、と思いました。それはチョピまるさんも仰っていた、姿の見えないゲーム実況という分野と親和性が高い、というところに全てつながっていますよね。見えないからこそ個性というのが大事だし、埋もれないということも必要だと思いますね。そしてその個性を出すために「自分らしさ」を潰してしまうことをしていない牛沢さんは本当にすごいですね。
私自身、牛沢さんに本格的にハマって見始めたのがごく最近で、それまではコラボであったり、単発ものであったりしていました。ちゃんとシリーズを全て見たのは「ドラクエ11実況」で、本当に牛沢さんに関してはにわかもいいところでうまく語れるか不安でしたが、こうして一万字以上の言葉で語れるのもコラボのおかげですね!自分一人では見つけることができなかった牛沢さんの魅力について語れて大満足です!今回はありがとうございました!
チョピまる:今回もコラボによってさらに、魅力を掘り下げれたと思います!こちらこそ、ありがとうございました!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
いかがでしたでしょうか。牛沢についてご存じの方もそうではない方も楽しんでいただけたでしょうか。
このブログを通して牛沢という「自然体」にあふれる存在について興味を持っていただけたら嬉しいです。
では第六弾でお会いいたしましょう!
そして、第五弾はありがたいことにリクエストから企画として立ち上がったものでございます。リクエストをいただき、本当にありがとうございました。この場にて、ちゃんこ・チョピまる両名から御礼申し上げます!
…ということで、ご感想やリクエストなどございましたら、気軽にコメント欄、あるいは、こちらのメールアドレスをご利用ください↓
niwatori.radio@gmail.com
どしどしお待ちしています🐓
ご感想など、必ず目を通し、目を潤ませております!
*1: