猫にもなれば虎にもなる。

院生による本格分析(をめざす)ブログ。ねこちゃんにも寅くんにもなれるような柔軟な姿勢。

【ブログコラボ】ゲーム実況の現在地からYouTubeの未来を覗け!【対談形式】♯2

 先日、予告させていただきましたコラボが、昨日ちゃんこ様のブログよりスタートしました!今日はその第二弾をこのブログで公開したいと思います!!

 

【※このブログは昨日のちゃんこ様のブログのつづきになります。こちらを見ていただければ、より面白いと思います↓↓】

chanko-bamboo.hatenablog.com

 

 

2.YouTubeは動画であるからこそ「広域」だ

ちゃんこ(id:chanko_bamboo):さて、ゲーム実況者の「TOP4」についてあらかた語りましたが。「TOP4」の凄みは個性豊かな面子の中にある「柔軟さ」、「繊細さ」、そして、「パラレル」の中にある「読めなさ」というのが「TOP4」の強みを作り出していると思いました。 ゲーム実況者に関わらず、他のYouTuberにおいてもそういう「強み」がちゃんと確立している方がいらっしゃると思いますが、チョピまるさんは誰かいらっしゃいますか?

 

チョピまる (id:caaatteey-0815):他のYouTuberで言うと、まずは有名どころで「東海オンエア」をあげたいです。 岡崎出身の6人組なのですが、現在も地元で活躍されていて撮影場所は「聖地巡礼」されるほどの人気で知られています。 6人は得意なこともキャラも、一人ひとり違いまして、撮影する内容等によって演者の数もちがったりします。実写系YouTuberの方は多くいますが、そのなかでも東海オンエアらしさを表しているのは映像作成系の動画だと思います。個性がぶつかり合い、まるで90年代の笑いに「シュール」さを内包しているのが非常に面白く(サムネイルや字幕の入れ方に平成年代前半を感じるのはわたしだけなのでしょうか…)、まさに東海の「強み」になっていると思います。

編集も、演者もどちらもしている「YouTuber」だからこそできる映像系お笑い動画は絶品です。 しかも、あんまり内輪ネタが多すぎないところも新規を常に呼び込める余剰を作り出しているような気がします。個性の「強み」と新規への「余剰」。どちらも兼ね備えているところはトップ4に似ているのかなぁ…と。 ちゃんこさんは「強み」を特に感じるYouTuberさんはどのような方でしょうか?

 

ちゃんこ:東海オンエア、かなり有名な方々ですよね!正直まだ開拓していない方々なので、紹介してくださった動画を初めて観ましたが、おっしゃる通り、東海オンエアはこんなグループ、というのが伝わる動画でした。 また、動画から幼い頃楽しんできたという昔の懐かしさが伝わってきます。これはまさに初見でも楽しめる雰囲気を作っているのかな、と思いました。 さて、私は、また違うベクトルの「強み」ですが、VTuberというジャンルを攻めたいと思います。 VTuberはここ2、3年で伸び始めたジャンルですが、だからこそ目を離せないジャンルです。 そんな新しいジャンルで私が「強み」を感じるのはおめがシスターズです。 おめがシスターズは、散財しがちだけど技術者として素晴らしいおめがレイと、発言も声も汚いのに歌声は素晴らしいおめがリオの双子系VTuberとして主に歌やボードゲームなど、多岐にわたる動画を配信しております。 そんは彼女たちはVTuberとしてVR空間を上手く利用していると思います。 特に、物理演算を利用した動画はVTuberだからこそ出来る検証だと思います。

VTuberとしての可能性を広げる彼女達の「強み」はただ可愛いだけでないのがVTuberだぞ、という偏見を払拭する存在だと私は考えます。 VTuberだからこそ、VTuberにしか出来出来ないことを見つけ出す企画力。それが彼女たちの「強み」の方向性では無いのかな、と思っています。 可能性を広げる……そういう意味ではTOP4も似たような感じもありますね……。 ところで、チョピまるさんは他のYouTuberで可能性を広げる人はいらっしゃいますか?

 

チョピまるVTuberというジャンルは、私もはじめましてだったので、ちゃんこさんの紹介していただいたおめがシスターズさんの動画見ました! たしかに、あの検証は「実写」の枠を越えてますよね。そしてキャッチーで気になります。動画あっという間でした! おめがシスターズさんの「枠」を越える感じというのは新しいYouTuberのポイントなのかなと思います。代表格として注目させていただいてるのは、シマリストきむらさんです。 このチャンネルの取り組みは非常に先進的で、シマリスたちを「かわいい」という枠に押し込めないんですよ! 動物をイメージの「枠」にとりこまず、いいところも困ったところも一緒に出してくれます。ここには、もはや映像内の半偶像の「かわいい生き物」の枠を越えて、ちょっと生々しいんですよね。たとえば、編集なしから編集ありへとつなげる動画は挑戦的な取り組みです。

視聴者のほうも、ただの受け取り手の「枠」を越えさせられ、感性を問われるところもおもしろいです。このチャンネルの映像は、ジャンル的に言えばもしかしたら“ネオドキュメンタリー”なのかなともおもってます。YouTubeという媒体とこのチャンネルの親和性が高いのは、「更新」されることなのかな…。みる順番や、回数によってもシマリスたちへの感覚は少しずつ変化するはずです。 ちゃんこさんはYouTubeのこれから(=新しさ)を感じられるYouTuberさんはいらっしゃいますか?

 

ちゃんこシマリストきむらさんは私も最近見始めた方です! チョピまるさんがおっしゃる通り、あのチャンネルは動物動画における「かわいい」という「枠」を超えた先の「動物と人間の関係性」を伝えようとしていると私個人的に思います。 ただ「かわいい」だけで終わらせるだけではなく、「動物を飼うということ」などを伝えるというのは視聴者にとっても大事なことですよね……。 さて、私が今感じているYouTubeが動画という「枠」を超えてこれから(=新しさ)を感じるYouTuberは笠希々さんです 通称りゅうさん、と呼ばれるこの方はアニメレビューブログ*1を運営しておりまして、その内容を動画にするという手法はまさにYouTuberとブログという職業の枠を超えて、YouTubeの可能性を広げている方だと思います。 今やアニメは3ヶ月つまり、1クールという期間の間に20~30作品も放送されております。 時間が足りないと言われるこのご時世です。いくらアニメを好きと言っても全て追うことが難しいです。 そこで、ちょっと前であればTwitterやブログなど、インターネットで検索して「読んで」いたのですが、今の時代は「文章」より「動画」の方がより多くの人に見られます。 そんな今の時代に需要があるのがこちらのチャンネルです。 りゅうさんはアニメですが、他の方は映画レビューなど、一昔前であればブログネタになっていたものが今ではYouTubeに土俵を移しています。

このようにYouTuberは趣味の枠を超えて在宅ワーク、在宅ビジネスの1つとして浸透してきているのだと私は考えます。 よく、「小学生がなりたい職業ランキング」などでYouTuberが出ており、嘆かれていますが、もしかしたら近い未来、それも大人の間でも受け入れられ、浸透する日が来るかもしれませんね…。 

(続く…)

 

【つづきは明日2/19にちゃんこ様のブログにて公開予定です!公開されましたら、下にリンクを貼ります!】

 

chanko-bamboo.hatenablog.com

*1:笠希々さんのブログはこちら↓